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Last updated: 2020/12/29 01:03 JST

Debian GNU/Linux LTS (Long Term Support)

Debian GNU/Linux LTS (長期サポート版) に関する FAQ/Tips です。

  1. Debian GNU/Linux LTS (Long Term Support)
      1. スケジュール
      2. Debian 長期サポートとは何ですか?
      3. Debian LTS を利用するにはどうしたら良いのですか?
      4. Extended LTS(非公式延長サポート)について


スケジュール

以下、リリース名、サポートするアーキテクチャー、長期サポート開始日、長期サポート終了日 の順に記載します。

Debian 9“Stretch”、i386, amd64, armel and armhf、2020年、2022年6月
Debian 8 “Jessie”、i386, amd64, armel and armhf、2018年6月17日、2020年6月30日

すでに長期サポートが終了したバージョン:
Debian 7 “Wheezy”、i386, amd64, armel and armhf、2016年4月26日、2018年5月31日
Debian 6 “Squeeze”、i386 and amd64、2014年6月1日、2016年2月29日

出典:https://wiki.debian.org/LTS

Debian 長期サポートとは何ですか?

Debian 長期サポート (Debian LTS) とは、安定版のサポート期間を少なくとも5年間へ延長させるためのプロジェクトのことです。Debian LTS は、Debian セキュリティ・チームが(正式に)運営しているプロジェクトとはなっておらず、この取組に関心を持った有志のボランティア・グループや企業等が参加していま す。

Debian LTS を利用するにはどうしたら良いのですか?

現行の安定版を使用しているユーザが LTS を利用するには、何ら特別な設定を行う必要は一切ありません。 Wheezy-LTS 以降、安定版の正式サポートが終了すれば自動的に LTS へ移行するように変更されました。以下は参考まで、過去の事例ということで掲載しただけで、現行版のユーザーにとっては無関係な情報です。


*重要事項: Wheezy-LTS は、i386 や amd64、armel、armhf といった特定のアーキテクチャーだけをサポートしました。その他のものを使用しているユーザーは、是非とも Debian 8 ("Jessie") へアップグレードする必要がありました。

当時 LTS 版であった Debian 7 "Wheezy" ですが、このサポートは、2016年4月26日に開始し、2018年5月31日で終了しました。Wheezy-LTS のサポートを受けるには、/etc/apt/sources.list が以下のようになっていなくてはなりませんでした(下記は標準的な一例です)。

    deb http://httpredir.debian.org/debian/ wheezy main contrib non-free
    deb-src http://httpredir.debian.org/debian/ wheezy main contrib non-free

    deb http://security.debian.org/ wheezy/updates main contrib non-free
    deb-src http://security.debian.org/ wheezy/updates main contrib non-free

    deb http://httpredir.debian.org/debian/ wheezy-updates main contrib non-free
    deb-src http://httpredir.debian.org/debian/ wheezy-updates main contrib non-free

Wheezy-LTS では、sources.list を書き換えたり追加する必要が一切無くなりました。(前のバージョンであった Squeeze-LTS では squeeze-lts を追加する必要がありました。-注釈)実際、Debian セキュリティ・チームによる公式サポートが終了し、LTS版へ引き継がれても、ユーザーはそのことに恐らく気付かないでしょう。なぜなら、セキュリティ更 新は、wheezy/updates を経由して配布される仕組みに変更されているからです。
For Debian 7 "Wheezy" LTS there will be no requirement to add a separate wheezy-lts suite to your sources.list any more. In fact you will not notice the switch to LTS because after the official security support by the Debian Security Team ends, security updates will be provided via security.debian.org 's wheezy/updates. See also SourcesList for a general introduction to Debian's sources.list file.

注釈:https://www.debian.org/releases/squeeze/errata.ja.html
出典:https://wiki.debian.org/LTS , https://wiki.debian.org/LTS/Using

Extended LTS(非公式延長サポート)について

Debian の公式なプロジェクトではありませんが、協賛企業や有志の開発者による非公式な延長サポートが行われるようになりました。
このサポートは、 Freexian(https://www.freexian.com/) というソフトウェア会社が主体となってサポートを行っています。Freexian は、Debian LTS の公式サポートにも貢献しています。ELTS というサポートを受けるためには、APT sources.list の設定ファイルを書き換える必要があります。具体的な設定方法は、Freexian のウェブサイトに掲載されています。

ELTS タイムテーブル

Debian のバージョン

サポートするアーキテクチャ

スケジュール(サポート期間)

Debian 7 “Wheezy”

i386, amd64

2018年6月1日 〜 2019年5月31日

Debian 8 “Jessie”

i386, amd64

2020年7月1日 〜(未定)

Debian 9 “Stretch”

i386, amd64

2022年 〜 (未定)

出典:https://wiki.debian.org/LTS/Extended

詳細については、上記出典のリンク先を参照してください。
Freexian 紹介ページも併せて参照。 > https://deb.freexian.com/extended-lts/


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