HOME | Last updated: 2022-05-04 23:20 JST |
統合オフィススイートとして、以下の機能を備えています。
近年、「OpenOffice.org(オープンオフィス)」という文書作成用の統合ソフトウェアが登場しました。Microsoft Word(ワード)と互換性があり、同等の機能を発揮することを目指して開発されています。このソフトウェアはインターネット上で無料配 布されているので、誰でも自由に使うことが出来ますし、自由に再頒布することがLGPLというライセンスのもとに認められています。無料でありながら高 機能な文書作成 ツールということで、最近注目されるようになっています。
一方、マイクロソフト社が販売する「ワード」を含んだ統合ソフトウェア「Microsoft Office(マイクロソフト・オフィス)」は、有名であっても大変高価なところが困りものです。もちろん、コピーして他人に配るという ことも認められていません。改訂版が発売されるたびに買い換えていたのでは、とても不経済でしょう。頻繁にセキュリティ上の欠陥が発見されているので、ウ イルス対策などに も気を付ける必要があります。
このように、OpenOffice.orgは市販されている製品版に決して負けないくらいの性能を備 えています。恐らく初めての方は、「Q.なぜいきなりの完成度がこれほど高いのですか?」という疑問が湧くでしょう。この説明は公式QandAページにあります。
『それはずばり、もともと「どっかの会社の製品だったから」です。どっかとは今は無きStarDivision?社
な訳ですが、日本語版も企んでいた最中にSUNに買収されソースコードが撒かれてしまったので、はじめから完成度が結構なものだったので
す。
日本語版や韓国版は2バイトコードの国なので、それなりの改良をしなくてはいけないと言うことで、ずいぶん前から改良されて先の
Version 1.0でそこそこ使えるところにまで持ってこられたということなのです。』とされています。納得いきましたか?
以下、いずれかのウェブサイトを選んで入ってください。
ソフトウェアのダウンロード先:
OpenOffice.org 日本ユーザー会には、Linux に特化した多数のFAQが用意されています。
http://oooug.jp/faq/index.php?Faq%2Funix
OpenOffice.org 3.0/2.0 では、標準で OpenDocument ファイル形式が採用され、以下のファイル形式が使用されます。(OpenOffice.org 1.0 の場合、これとは異なります)
ドキュメント書式 / ファイル拡張子
これは、文書表示の倍率に原因があります。メニューの [表示] > [ズーム] より、ズーム率を Optimai(最適)や Page Width(ページ幅)へ切替えて見ることをおすすめします。ズーム率100% では見辛くなるようです。
標準の書式は、使用している OS に従って自動的に設定されます。標準のフォントはオプションの設定より変更可能ですが、それ以外の項目は「スタイルと書式」で変更しても 一時的に反映され るだけです。Microsoft Office の場合、標準の書式を変更すると恒常的に反映されますが、OpenOffice.org には同様な機能が実装されておらず、今後の懸案事項となっています。
現状では、次項で説明しているようなテンプレートの利用をおすすめします。
自由に使えるテンプレートが公開されています。標準の日本語用フォントは IPAフォン トです(ただし、英数字用フォントは arial または Times New Roman)。
このテンプレートは、標準スタイルとして IPAフォントが割り当てられ、フォントサイズ・禁則処理なども日本語に即したものに設定されています。テンプレートの種類は以下のとお りです。
当サイトでも、独自に作成したテンプレート(カスタマイズ版)を2種類公開しています。これは上記項目で紹介した文書ドキュメント (template4ja.ott)と表計算ドキュメント(template4ja.ots)に手を加えたものです。同梱の changelog に変更点の詳細を書いてあります。
日本語用および英数字用ともに IPAフォントが標準のテンプレートは、「日 本語環境改善拡張機能」の使い方で配布されています。拡張子の oxt を zip に変えてアーカイブを展開すれば、同梱している日本語環境用のテンプレートを取り出せます。
年賀状や見舞状の作成(裏面のレイアウト)について説明します。
はがき裏面の作成にワープロソフトを利用する場合、用紙サイズの設定を「はがき」に合わすことに注意してください。利用するワープロソ フトの簡単な使い方が分かっていれば、作成上とくに難しい点はありません。挨拶状はたいてい定型文なので、テキストボックスを予め埋め込み、テンプ レートを作成してお けば役立ちます。以下、テンプレートを用意してみました。
また、下記の推奨フリーイラスト公開サイトからは、ダウンロードするだけでそのまま印刷可能な多数のイラスト集が入手できます。
レイアウトのひながたを用意しました。リンク先をダウンロードした後、上書きして使ってください。テンプレートは自由に改変や再配布し ていただいて構いません。下記「推奨フリーイラスト公開サイト」にあるイラストを貼り付けて独自なものが作成できます。なお、イラストは「背景」とし て挿入する(貼り付ける)と、レイアウトを崩さず好きな場所に配置することができます。
無料で利用可能なサイトの一例です。
あらかじめ、作成した住所録がデータベースに登録されていることが条件となります。
1. OpenOffice.org を起動させて、メニューより [新規作成]>[ラベル] を選択します。ラベル作成のウィザードが起動するので、その手順にしたがって作業を進めます。
2. 希望するラベルメーカーのひながたが一覧に見つからない時は、ユーザーのカスタム様式を設定することができます。
設定が完了したら、「新ドキュメント」のボタンを押します。
3. メニューの [ファイル]>[印刷] より差し込み印刷を実行します。
ターミナルより、次のコマンドを実行します。メニューやフォントも全て英文用になります。
$ LANG=C openoffice
あるいは、
$ LANG=C soffice