2006.05.20 現在、一般に USB フラッシュメモリと呼ばれている製品で、Linux
正式対応を明記した大手メーカー製のものを筆者は知りません。
しかし、Linux でも使えることに違いはありません。ただしメーカーには保証してもらえないという状況にあります。
もっとも、メーカー独自の追加機能は USB の仕様とは関係ないため、その利用は通常無理です。
Linux kernel 2.6 を利用する場合、USB 2.0
に標準で対応します。そのため、大変高速でデータの読み込みや書き込みができます。
USB 1.0 対応の製品も利用できます。
kernel 2.4 では、USB 1.0 に対応します。
[参考技術情報]
・MIRACLE LINUX V2.1
・Turbolinux 8 Server
・Redhat Enterprise Linux 3
・MIRACLE LINUX V3
http://linux.toshiba-dme.co.jp/linux/magnia/check_inf/ch_restr_common.htm
デスクトップ環境が GNOME 2.8 であるときは、デフォルトの設定では取り出し(アンマウント)の操作に失敗することがあるようです。この場合には、次のいづれかの方法で対処可能です。
# umount /media/usbdisk -l
リムーバルメディアは、NO_NAME というデバイス名で表示(認識)される場合があります。
ライブCD として使用する KNOPPIX では、データの読み込みは可能ですが、書き込みは
通常できない設定になっています。これはデータが勝手に改変されるのを防ぐのに役立ちます。
ユーザーが書き込むことを可能とするには、デスクトップにある設定項目を開き、そのプロパティでユーザーの書き込みに許可を与えてください。